シャドウバン

X(旧Twitter)でシャドウバンされているか確かめる方法

Xのヘルプページはこの言葉を使いませんが、X(旧Twitter)はリーチを制限していて、今ではその一部を本人に知らせています。アカウントの作成から1年以上たち、先月10回以上ポストしていれば、XのUnder the Hoodレポートに、あなたのアカウントとポストに付けられたラベルが表示されます。検索については、あなたをフォローしていない人に、あなたのポストを探してもらいましょう。

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かんたんに言うと

XのUnder the Hoodレポートを開きましょう。2026年から、Xがあなたのアカウントとポストに付けたラベルが表示されます。どのラベルも検索には触れていないので、あなたをフォローしていない人に、「最新」でfrom:ユーザー名を検索してもらい、検索ボックスにあなたの名前も入力してもらいましょう。Xは2023年4月から、制限した一部のポストにラベルを付けていて、2023年と2024年には、一時的なアカウントのラベルを報告する利用者もいました。チェッカーサイトは外から推測しているだけです。2026年10月11日には、4つのうち2つが、存在しないアカウントを問題なしと判定しました。

Xでいうシャドウバンとは

2018年、Twitterは、見つけた中で最も良い定義だとして、「deliberately making someone's content undiscoverable to everyone except the person who posted it, unbeknownst to the original poster.」(投稿者に知られないまま、投稿者本人以外の誰にもそのコンテンツが見つからないよう意図的にすること)を挙げました。そのうえで、「We do not shadow ban.」(シャドウバンは行っていない)と述べています。

Xのヘルプページは今もこの言葉を避けていますが、Xがリーチを制限することは認めています。Xのルールや適用法令に違反するポスト、または質が低いと判断されたポストは、リーチを制限する場合があるとし、「Xでは、特定のポストが表示されるアカウントを制限する試験的機能を継続的にテストしています。」とも書いています。

Xのスパムに関するポリシーは、リーチの制限に含まれうるものを挙げています。たとえば次のようなものです。

  • 「検索結果、トレンド、おすすめ通知から当該ポストを除外すること」
  • 「[おすすめ] と [フォロー中] の各タイムラインから当該ポストを削除すること」
  • 「当該ポストが作者のプロフィールにだけ表示されるようにすること」
  • 「返信における当該ポストの表示順位を下げること」

シャドウバンと呼ばれているのは、これらのいずれかを、本人に知らせずに行うことです。

XのUnder the Hoodレポートを確認する

ログインした状態でx.com/i/jf/under_the_hoodを開きます。レポートには、前月にあなたのアカウントとポストに付けられた、表示を制限しうるラベルが、それぞれのラベルが付いたポストの数とともに表示されます。ウェブ版では、JSONファイルとしてダウンロードできます。

Xは2026年8月13日にこのレポートの試験運用を始め、2026年9月18日には、基本的な利用条件(前月のポストが10件以上、アカウントの作成から1年以上)を満たすすべてのアカウントに公開しました。

ラベルは、XがGitHubで公開したコードで定義されています。ポストのラベルには、「Post hidden from recommendations to non-followers.」(フォロワー以外へのおすすめでポストを非表示)や、「Post is not shown on X.」(ポストはXに表示されない)といったものがあります。

アカウントのラベルの一つはDoNotAmplifyという名前で、ポストが「hidden from recommendations to non-followers pending further review」(さらなる審査が終わるまで、フォロワー以外へのおすすめで非表示)になります。2022年12月にTwitterファイルが「Do Not Amplify」として報じたのと同じ名前です。

このレポートには限界があります。対象は前月だけで、ラベルの定義のどれも、検索、返信、トレンド、通知には触れていません。異議を申し立てるボタンもありません。

Xが知らせるほかの方法と、異議申し立て

  • ポストのラベル。強制的対応についてのXのページによれば、「2023年4月より、Xルールへの違反が確認されたポストには、ポストの表示が制限されている旨が記載されたラベルが、ポストの作者と閲覧者に表示されます」。2023年11月には、「Visibility limited: this Post may violate X's rules against Hateful Conduct.」(表示制限:このポストはヘイト行為に関するXのルールに違反している可能性があります)というラベルが確認されています。Xは「ポストの作者は、自分のポストに誤って表示制限が課されていると思われる場合には、ラベルに関する異議申し立てを提出することができます」としています。
  • アカウントの制限。過剰なフォローやエンゲージメントでXに制限されると、Xのヘルプによれば「一定期間アカウントの機能が制限されるというメッセージが表示されます」。そのあいだは、「検索結果や通知といったX上の特定の場所で自分のアカウントやポストが除外される可能性があります」。サポートに問い合わせて異議を申し立てられる、とXは説明しています。
  • アカウントのラベル。2023年12月下旬には、「We've added a temporary label to your account which may impact its reach.」(アカウントのリーチに影響する可能性のある一時的なラベルを追加しました)という通知を報告する利用者が出ていました。確認できた通知では、理由はスパムか「platform manipulation」(プラットフォームの操作)でした。Xのヘルプページはこの通知について説明していません。2024年3月、TechCrunchは異議を申し立てる方法を見つけられませんでしたが、2024年12月には、ある利用者のスクリーンショットに「Request Review」(審査をリクエスト)のボタンが写っていました。
  • EUでは、Xのデジタルサービス法についてのページが、情報の表示を制限する決定に対する異議申し立ての手段を用意しています。2024年7月5日、アムステルダムの裁判所は、XがDSAの求める説明をせずに利用者のアカウントを制限したと判断しました。

ラベルが付いたポストは、リーチの大半を失います。2023年7月、Twitterは、ラベルが付いたポストのリーチやインプレッションは81%少なく、知らせを受けた作者の3分の1以上が自分からポストを削除し、ラベルに異議を申し立てた作者は4%にとどまると発表しました。

検索を自分で確かめる

Xの検索にはアカウントが必要です。2026年10月11日に試したところ、x.comはログアウトした状態での検索をログインページに送り、Xのヘルプも、高度な検索は「ログインすると」利用できるとしています。そこで、あなたをフォローしていない人に頼むか、あなたをフォローしていない自分の別アカウントを使いましょう。

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    「最新」でfrom:ユーザー名を検索する

    from:に続けて、@を付けずにユーザー名を入力し、「最新」タブを開きます。Xによれば、「最新」はポストを新しい順に表示し、そこで適用される唯一のフィルターは、スパムアカウントや非公開アカウント、停止されたアカウントなどのポストを除外するものです。最近のポストが見当たらなければ、それが兆候です。

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    検索ボックスに名前を入力する

    結果とは別に、下に出る候補を確認します。2018年、Twitterは、一部のアカウントが名前そのもので検索されても検索候補に表示されていなかったことを見つけました。ツイート自体は検索結果に表示されていました。この問題の影響を受けたアカウントは数十万件にのぼったとしています。

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    返信したスレッドを開く

    手伝ってくれる人に、そこにあなたの返信があるか探してもらいます。Xは返信をボタンの奥にしまうことがあり、ヘルプページはそのボタンを「スパムの可能性があるものを表示」と呼んでいます。「このボタンは、ポストの作成者の過去の行動や返信の内容などの要素に基づいて、品質が低い可能性がありスパムであると識別された返信を表示します。」

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    自分のアカウントを確認する

    Xの検索のヘルプは、「メールアドレスを確認しましたか?」「名前と自己紹介を入力していますか?」と問いかけています。ログインしたときに制限のメッセージが出ないか、ポストにラベルが付いていないかも確認しましょう。

シャドウバンに見えて、そうではないもの:

  • センシティブな内容として設定されたポスト。Xの検索結果についてのよくある質問によれば、セーフサーチは「話題」と「最新」の両方に適用されるので、そのために「最新」に出ないことがあります。
  • 返信の多いポストで、返信が見当たらない。返信の数が多い場合、Xによれば「Xではすべての返信は表示されません」。
  • #1のように数字だけのハッシュタグ。「そのキーワードの検索対象になりません」。
  • 通知フィルター。あなたが返信したりメンションしたりした相手の通知に、あなたの返信やメンションが表示されないことがあります。
  • 有料の返信ランキング。Xは料金を払った人の返信を上位に表示します。プレミアムのページには「返信の上位表示」があり、上のプランほど大きくなります。

シャドウバンチェッカーのサイトは使える?

チェッカーが確かめるのは、外から誰でも見られるもの、つまり検索と返信です。Under the Hoodのラベルも、Xが「おすすめ」をどうランク付けしているかも見えません。2026年10月11日、そうしたサイトのうち4つに、存在しないユーザー名@zqxnotreal98765を入力してみました。

サイト存在しないアカウントについての結果
SchedPilot「No shadowban detected」(シャドウバンは検出されず)、さらに「Your posts appear in X search results, including a from:zqxnotreal98765 search.」(ポストはfrom:zqxnotreal98765の検索を含め、Xの検索結果に表示されます)。注意書きには、Xでプロフィールが読み込めない場合、そのアカウントは「may not exist」(存在しない可能性がある)とあります。
HiSubway「@zqxnotreal98765 exists.」(@zqxnotreal98765は存在します)、そのうえで、どの種類の制限もなし
Circleboom「The account does not exist!」(アカウントは存在しません)
GetXAPI「Account not found.」(アカウントが見つかりません)

こうしたサイトで問題なしと出ても、ほとんど何の証明にもなりません。赤い結果が出ても同じです。

初期のチェッカーで最もよく知られたshadowban.euは、少なくとも2018年7月から公開されていましたが、2021年12月2日に完全に終了すると告げました。Twitterがフロントエンドを新しいGraphQLエンドポイントに切り替えたため、テスト結果はもう信頼できない、という理由でした。

リーチが制限される原因

Xは検索のルール、スパムに関するポリシー、自動化ルールで次のような原因を挙げていて、2018年にはTwitterがアカウントのシグナルを挙げていました。

  • 大量のフォローとフォロー解除。「自動化された手段などにより、短期間に多数の無関係なアカウントをフォローまたはフォロー解除すること」と、「フォローチャーン」です。詳しくは凍結されずに一括フォロー解除する方法で説明しています。
  • ハッシュタグ。「1つのポストで、または複数のポストにまたがる形で、無関係なハッシュタグを過剰に含めてポストすること」や、トレンドトピックの悪用です。Xは数を示していません。
  • 同じ内容を多くのアカウントに投稿するアプリ。「サードパーティーアプリケーションを使ってたくさんのアカウントから類似または重複する投稿を行った場合にも、アカウントが検索から除外されることがあります。」
  • 新しいアカウントや偽のアカウントに見えること。Twitterの2018年の投稿は、メールアドレスを確認済みか、アカウントがどれほど最近作られたか、プロフィール画像をアップロードしたか、といったシグナルを挙げていました。

Xは、個人の見解や意見を理由にコンテンツをブロック、制限、削除することはないとしています。また、検索から除外されていても、「あなたのフォロワーはあなたのポストを見ることができます」。

制限されたアカウントの「一定期間」と、アカウントのラベルの「temporary」(一時的)を除けば、Xはどの制限にも期間を示していません。

シャドウバンはどのくらいある?

体感よりはまれだというのが、2つの大規模な調査の結果です。どちらも、マスク氏がTwitterを買収する前の2020年と2021年のデータによるものです。

  • 米国のアカウント約2万5,000件を無作為に抽出して調べ、2023年にJournal of Communicationに掲載された研究は、一般にシャドウバンはまれだと結論づけました。ボットのようなアカウントは受けやすく、認証済みアカウントは受けにくい傾向がありました。その2022年のプレプリントでは、調べた2万7,718件のアクティブなアカウントのうち6.2%が、1年間に少なくとも1回シャドウバンを受けていました。その多くはボタンの奥に押しやられた返信(5.33%)で、検索のバンは0.91%でした。
  • 2021年の研究は、2020年4月に、選んだアカウントの周辺のネットワークで250万件を超えるアカウントをクロールしました。シャドウバンされていた割合は、フランスの国会議員の周辺の0.50%から、無作為に選んだ古いアカウントの周辺の2.34%まで幅がありました。著者らは、バンは不具合だという説明は統計的に考えにくいとしています。

最初の研究では、攻撃的なツイートや政治についてのツイートをしているアカウントからの返信は、左派・右派を問わず、押し下げられやすいことがわかりました。同じ著者らは2021年のプレプリントで、無礼さ、ボットのような振る舞い、ネットワークの大きさを考慮に入れると、右派のアカウントが実際にシャドウバンされやすいことを示すものはほとんどない、と書いています。

Xはシャドウバンの否定からラベルの表示へ

マスク氏は2022年12月、アカウントの状態を確認できる仕組みを約束しました。実際に出てきたのは断片的なものでした。2023年にはポストのラベル、2023年と2024年には利用者が見つけたアカウントの通知、そして2026年のUnder the Hoodで、そのラベルは検索に一切触れていません。

時期出来事
2018年7月26日Twitter:「We do not shadow ban.」(シャドウバンは行っていない)。その週に修正した検索の問題は、検索の自動候補にしか影響していなかったと説明
2022年11月18日イーロン・マスク氏:「New Twitter policy is freedom of speech, but not freedom of reach.」(新しいTwitterの方針は、言論の自由であって、リーチの自由ではない)
2022年12月8日Twitterファイルが、多くの人が「shadow banning」(シャドウバン)と呼ぶものを、Twitterの幹部や社員は「Visibility Filtering」(表示のフィルタリング)または「VF」と呼んでいると報じる。同じ夜、マスク氏は、シャドウバンされているかどうか、その理由、異議申し立ての方法がはっきりわかるよう、アカウントの本当の状態を表示するアップデートを約束する
2023年4月24日制限されたポストへのラベルが始まる。TwitterのSafetyアカウント:「Freedom of speech, not reach.」(言論の自由であって、リーチの自由ではない)
2023年8月17日アカウントの状態を表示する機能についての投稿に返信して、マスク氏が、時間がかかっていることを詫び、「trust & safety」(信頼と安全)のソフトウェアが何層にも重なっているため、誰がどのように、なぜ凍結やシャドウバンされたのかを突き止めるのに何時間もかかることが多い、と述べる
2023年12月アカウントのラベルの通知について、見つかった中で最も古い利用者の投稿
2024年7月5日オランダの裁判所が、XはDSAの求める明確で具体的な理由を示さずにアカウントを制限したと判断
2026年8月13日Xが、条件を満たすアカウントから無作為に選んだグループで、Under the Hoodを試験運用
2026年9月18日Under the Hoodが、条件を満たすすべてのアカウントに公開される

フォロー解除チェッカーでシャドウバンされることはある?

Xが原因として挙げる行動はどれも、あなたのアカウントから行われるものです。フォロー、フォロー解除、投稿、エンゲージメント、あるいはアプリがあなたの代わりに重複したコンテンツを投稿することです。UnfollowMonkeyはそのどれも行いません。フォロワーはUnfollowMonkey自身のアクセスで読み取り、X上で書き込むのは、@unfollowmonkeyからあなたへのDMだけです。

代わりにフォローやフォロー解除をするアプリは話が別です(Xが勝手にフォロー解除しているように見える理由、フォロー解除チェッカーは安全?)。

UnfollowMonkeyは、シャドウバンを検出することもしません。追跡するのはあなたのフォロワーで、誰が離れたか、そしてXに凍結されたのか、本人がアカウントを削除したのかです。

よくある質問

Xでシャドウバンされているかどうか、どうすればわかりますか?

アカウントの作成から1年以上たち、先月10回以上ポストしていれば、Under the Hood(x.com/i/jf/under_the_hood)を開くと、Xがあなたのアカウントとポストに付けたラベルがわかります。検索については、あなたをフォローしていない人に、「最新」でfrom:ユーザー名を検索してもらいましょう。

シャドウバンされたら、Xは知らせてくれますか?

一部は知らせます。Xのルールの一部に違反して制限されたポストには「Visibility limited」(表示制限)のラベルが付き、制限されたアカウントにはログイン時にメッセージが表示され、2026年9月からは、Under the Hoodが条件を満たすアカウントのラベルを表示しています。検索からだけ除外する場合の通知については、Xは何も記載していません。

Xのシャドウバンはどのくらい続きますか?

Xは明らかにしていません。リーチの制限に期間は示されておらず、制限されたアカウントの機能は「一定期間」のあとに戻り、2023〜24年のアカウントのラベルは「temporary」(一時的)とされていました。

Xのシャドウバンに異議を申し立てられますか?

ラベルが付いたポストなら可能です。Xは、作者がラベルに異議を申し立てられるとしています。制限されたアカウントは、Xのサポートに問い合わせることができます。EUでは、表示を制限する決定もXのDSAの異議申し立ての対象です。Under the Hood自体には、異議を申し立てるボタンはありません。

シャドウバンチェッカーのサイトは正確ですか?

当てにはなりません。外から検索を試すだけで、Xのラベルは見えません。2026年10月11日に試した4つのうち2つは、存在しないアカウントにシャドウバンはないと判定しました。

ハッシュタグを付けすぎるとシャドウバンされますか?

Xのスパムに関するポリシーは、1つのポストでも複数のポストにまたがっても、「無関係なハッシュタグを過剰に含めてポストすること」を対象にしていますが、数は示していません。

出典

関連ガイド

フォローをやめた人を知ろう

シャドウバンされているかどうかは、UnfollowMonkeyにはわかりません。わかるのは、誰がフォロー解除したかです。DMでお知らせし、フォロワー2,000人未満のアカウントは無料です。